本学教職課程に関する情報の公表について

本学における教員養成教育の質を向上させる取り組みについて

東北学院大学では現在、以下の各取り組みを通じて教員養成教育の質の向上を図っています。

(1)教職課程における単位認定の適正化 現在の大学教育では、「単位の実質化」への取り組みの強化が求められています。これに先んじて、本学の教員養成教育では教職課程における単位認定の適正化を長年にわたり行ってきています。

本学に入学直後の時点で教職課程にエントリーする学生は、全学で毎年500名ほどにものぼります。しかしその後教職課程を履修する4年間に、学生たちは教職課程の各授業でもまれ、課題や試験、あるいは実習等と格闘していきます。その結果4年後の卒業時に教員免許状を受け取ることのできる学生は、入学時にエントリーした学生のうちおよそ3割、140名ほどに絞り込まれます。本学の教職課程を履修している学生たちは、こうして自身の適性を自問しながら、教職への志向を確認していきます。

(2)学校関連ボランティア活動等への参加の促進

①小学校外国語ボランティア活動(仙台市教育委員会との連携)

平成15年度から文学部英文学科の教職課程履修者が中心となって、仙台市内の小学校を訪問し「外国語活動」の支援を行っています。毎年30~40名程度の教職課程履修者(英文学科・言語文化学科など)が参加し、英文学科の教職担当教員、仙台市教育委員会指導主事そして小学校教員とともに準備会・研修会を行って、外国語活動の計画を立てて授業を実施しています。文部科学省『英語ノート』(平成24年度からは『Hi, Friends!』)を中心とした英語活動に、本学の留学生を活用した国際交流活動および調べ活動を統合し、仙台市教育委員会、小学校、大学の連携の元に新たな形の小学校英語活動を構築しています。

②「学生サポートスタッフ」の派遣(仙台市教育委員会との連携)

平成20年度から教職課程履修者を中心とする本学学生を、仙台市立小・中学校に「学生サポートスタッフ」として派遣しています。学生サポートスタッフは授業場面にとどまらず、学校生活全般において教員の補助を行っており、教職志望の学生にとって学校の実情や子どもの実態に触れる貴重な機会となっています。ボランティア希望の学生は、仙台市教委スタッフを招いて実施される「学生サポートスタッフ研修会」に出席し、教職課程センターに登録した上で活動を行いますが、登録者は60名~90名であり、ほぼすべての学科から集まっています。

③「学び支援員」の派遣(宮城県教育委員会との連携)

「学び支援員」派遣は、宮城県が平成23年度から開始した被災地学習支援の事業です。事業は県内の市町村教育委員会に委託され、「学び支援コーディネーター」が企画する市町村単位の学習支援に、県内の各大学は「学び支援員」を派遣することになります。本学の場合は、被災地学習支援活動者名簿に登録している学生50~60名に派遣要請の情報を提供して、希望者を「学び支援員」として派遣しています。支援の内容は主に放課後の学習支援であり、派遣地域は全県に及んでいます。

④「多賀城スコーレ」開校(多賀城市教育委員会との連携)

本学は工学部の立地する多賀城市と連携して様々の活動を行っていますが、その一環として、平成21年度から夏休み中の5日間、平成24年度からは冬休みの3日間を加えて、本学多賀城キャンパスを会場に「多賀城スコーレ」を開校しています。多賀城スコーレには夏休み課題、冬休み課題を手にした同市内の小・中学生が今年度は232名参加し、工学部を中心とする本学の学生36名から学習支援を受けています。学部教育の特性から実験・実習の諸科目が多く、上記の学習支援に参加しにくい工学部の教職課程履修者にとって、この活動は小中学生に直接に接することのできる貴重な体験となっています。

(3)学校インターンシップ等への参加の促進

東北学院大学は、「教職ミニ・インターンシップ」と称して、平成26年度後期から学校インターンシップへの取り組みを開始しました。インターンシップは、仙台市立仙台大志高等学校(校長:菊地茂克先生)および仙台市立仙台高等学校(校長:、三塚明彦先生)と、本学教職課程センターとの連携協力にもとづくものであり、高等学校の教育活動を直接観察し体験することを通して、教員としての姿勢や知識を育てることをねらいとするプログラムです。参加学生はすべて3年生です。

平成28年度のインターンシップは、仙台大志高等学校が11月17日(木)に、英文学科の学生3名参加して実施されました。仙台高等学校は2月10日(金)に、6名の学生(英文学科2名・歴史学科2名・人間科学科1名・情報科学科1名)が参加して実施されました。

この他、教職課程履修者には公開研究授業への参加も促しています。主なものを挙げると、平成28年10月18日(火)に行われた仙台高等学校の公開研究授業には3名の学生(英文学科1名・言語文化学科1名・歴史科学科1名)が参加しました。また12月26日(月)に仙台市教育センターにおいて開催された「仙台市教育課題研究発表会」に2名の学生(英文学科)が参加し、また平成29年2月14日(火)に宮城県総合教育センターにおいて開催予定の「長期研修員研究発表会」には、4名の学生(経営学科2名・情報科学科2名)が参加しました。

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