東北学院大学

東日本大震災 東北学院1年の記録

東北学院 災害対策本部設置後の各校の動き2011.3.11~3.17

3.11 大学 ・災害対策本部を設置(本部:本館会議室)
・避難(宿泊)者数:約400名(土樋)、約400名(多賀城)
中学校・
高等学校
・地震発生は6校時終了直前(校長室で会議中)
・全館緊急放送で安全確保と避難(陸上競技場)を通知後、点呼の上、全員の避難を確認
・津波への対策として、校舎2階ウッドデッキで待機後、雪がひどくなったので、2階以上の教室で待機
・緊急メールで保護者へ全員の無事を通知
・保護者と連絡が取れ、車で迎えに来た生徒は帰宅
・教職員は全員けがなし、当日はそのまま滞在し、翌日から半数交替で対応
・宿泊者は約700名(他、寄宿舎生10数名は舎内に滞在)⇒泉キャンパスへ援助を要請
榴ケ岡高校 ・当日は午前授業で、残っていた生徒・教職員は全員無事、確認後全員下校
幼稚園 ・帰宅途中の園児39名を園庭中央へ避難。その後、津波対策で工学部礼拝堂へ避難。当日は最終的に園児3名、
 保護者3名、教職員5名が送迎バスで待機
・園児8人が先生と一緒に保護者の迎えを待って多賀城キャンパス内に停めた送迎バス内に宿泊
3.12 大学 ・災害対策本部会議開催
・土樋キャンパスの電気復旧
・避難(宿泊)者数:約130名(土樋)、約100名(多賀城)
中学校・
高等学校
・宿泊者は約85名
・土樋キャンパスへ援助を要請し、リヤカー2台分の水と乾パンの援助を受ける
幼稚園 ・午前11:30バス泊園児3名、保護者3名帰宅し全園帰宅完了
3.13 大学 ・学生は3キャンパスとも当分の間、入構を禁止
・避難(宿泊)者数:約48名(土樋)
中学校・
高等学校
・44名の生徒が宿泊予定
・50名分の貸布団を手配し、合宿所に宿泊予定(教員2名で対応)
・土樋キャンパスへ援助を要請(水90本と乾パン96缶の援助を受ける)
・3月18日(金)まで休校、19日(土)の終業式は実施
幼稚園 ・ライフライン復旧まで、休園。3月15日の卒園式は延期
・園児は全員無事に帰宅、建物への被害はない
・3月14日(月)・15日(火)は休園、15日の卒園式は延期
3.14 大学 ・インターネット(14日11:00)・ホームページ(14日12:10)が復旧
・電話回線の回復(14日12:00)
中学校・
高等学校
・生徒は休校(従来からその予定)
・休校の予定:3月15日(火)~18日(金) 19日(土)は終業式(予定通り)
・行事の変更予定(榴ケ岡高校と連携)
・県公立高校の合格発表日の変更(3月15日(火)から「22日(火)以降」)に伴い、高校の第二次入学手続日は、
 3月17日(木)から「24日(木)以降」に変更
榴ケ岡高校 ・教職員は集合(学校は当日臨時休校)
幼稚園 ・出勤可能な教諭で園内片付け
3.15 大学 ・3月24日の卒業式、4月4日の入学式中止を決定
中学校・
高等学校
・生徒たちの避難場所を合宿所から図書室に移動
・25日(金)中学校卒業式(30日に変更)、〔中高3月25日 終業式実施予定〕
榴ケ岡高校 ・「入学予定者の皆様へ:第二次手続きへの対応について」
幼稚園 ・正門前に連絡事項掲示
・閉鎖を継続
3.16 大学 ・4月下旬まで休校
・講義関係の教務関係行事もそれまで休止
・平成23年度入学式も中止
・3月15日夜からの宿泊生徒数は全体で11名(高校生10名、中学生1名)中学生については、16日に親と連絡がとれ、16日中に親元に引き渡す
・3月15日に校医が来校し、宿泊者11名の検診。その結果、アトピー及びアレルギー症の生徒に投薬を行う(3名)また、軽い下痢症状の生徒1名がいたが、16日は回復
・施設関係は、教室の立ち入りは問題なし
・追加報告:宿泊高校生は7名となった
榴ケ岡高校 ・建物の被災状況を調査中。ライフラインはすべて未開通
幼稚園 ・園児安否確認:園児143名(190名中)の無事確認、但し、自宅流失、自宅浸水、保護者の会社が流された、などの被害あり
・教職員(17名:専任及び非専任)の無事確認、但し、2名の教員自宅流失
3.17 大学 ・学生安否確認は、約5,700名が確認済み
中学校・
高等学校
・中高は17日に電気復旧
榴ケ岡高校 ・建物の被災状況を調査中。ライフラインはすべて未開通
幼稚園 ・電話復旧
・園児190名全員の無事確認
・3月25日に予定の1日入園中止。この日に予定の用品お渡しと入園式については4月に入ってから連絡