東北学院大学

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取り組み・活動

東北学院大学の基本方針

「東北学院大学の基本方針 2017」の策定にあたって

学長 松本宣郎

東北学院大学は、明治期日本に押し寄せた西欧キリスト教の伝道のうねりの中で、アメリカの改革派宣教師と初代日本人キリスト者の協力によって、1886年、仙台に設立された仙台神学校に源をもつ。1891年、東北学院と改称し、中等教育学校としての道を歩み始め、ことに英語教育を軸として仙台を中心に東北一円から英才を集める私立学校として発展する。

第二次大戦時にはキリスト教学校ゆえの苦難を蒙り、また建物も被災した。しかし敗戦後の自由な教育の空気のもと、大きな飛躍の時代を迎え、1949年に新制大学となった。

爾来、キリスト教を建学の精神の基とし、人格の尊厳を掲げ、幅広い教養教育を旨とする、東北・北海道地域最大の私立大学として発展して今に至っている。仙台地域に存在することが強く意識され、地域とともに生き、地域住民によく知られ、愛される大学である。

本学の理念の表象として、十字架をアレンジした校章があり、モットーとしてはLife,Light,Loveの「3つのL」が、キリスト教に学び,その教えに生きる指針として早くより用いられ、またキリストの言葉である「地の塩、世の光」が、社会人としての生き方を導くものとして、よりしばしば語られている。

これに加えて本学は建学の精神や教育理念、各種の印刷物に掲載する見出しなど、様々に本学が社会に対して自らをアピールする言葉や文章を掲げてきた。

ことに近年、大学が社会に対して自らの教育研究理念や社会に対する姿勢などについて明確に示すことや、諸情報の公開などが要請され、文部科学省から入学者受け入れや学位授与などの方針を定めることも指示されるに至った。

かくして本学が定め、発信してきた理念や方針はゆたかになり、かなりの分量になる。また、2016年には学校法人として中長期計画「TG Grand Vision 150」を制定し、冊子として公表した。

このような次第で今般、私たち東北学院大学がよって建つ理念、教学上の3つの方針(ポリシー)、国際化、障がい者支援、ハラスメント対策などの社会的な問題への大学としての見解と取組などのメッセージ群を整理し、整えて、表記の基本方針冊子を作成することにした。大学の知名度を高め、存在感を示すとともに、大学が果たす社会的責任を約束し、いわゆる教育の質保証を明確にするものとしたい。

本冊子を、学生を含むすべての本学構成員が熟読し、本学の明日あるべき姿、たどるべき道筋について認識を共有する「よすが」、道標としていただきたいと願うものである。

東北学院大学の基本方針 2017 (PDF:1MB)