土樋キャンパス お知らせ

11/2「大人の教養倶楽部 知的な『つながり』の旅」開催レポート(第8回)

今学期コラトリエ・リエゾンでは、毎週木曜日18時30分から、教養学部・人間情報学研究所主催の公開講座が開講されています!詳細はこちら
公開講座は、全日程とも事前申込不要で、どなたでもご参加いただけます!
是非お気軽にご参加ください。

学生スタッフが第8回の参加レポートを書いてくれました。



第8回目は、教養学部人間科学科の福野光輝先生が「つながりの社会心理学」というテーマでお話しされました。
講演では、「つながりが人を健康にする?」「つながりが心をかたちづくった?」「どのようにつながればよいのか?」について話されていました。会場には多くの地域の方が参加していました。

 1つめの「つながりが人を健康にする?」で、孤立によって身体に痛みが生じるという研究結果が紹介されたのですが、これに私はとても驚きました。これを聞いたことで改めて、普段の生活から人とのつながりを大事にしようと思いました。2つめの「つながりが心をかたちづくった?」では、自然や社会環境に適応するために、人類は700万年前から現在までさまざまな進化を遂げてきたことがわかりました。進化したものの具体例として、脳の大きさや色覚の発達(他者の顔色の変化を見分けるため)などが紹介され、私は非常に面白いと感じました。3つめの「どのようにつながればよいのか?」では、人とは自己の利益を追求する生き物であるということを念頭に、参加者で「囚人のジレンマゲーム」をしました。このゲームはペアを組み、お互いが協力するかしないかで自己の最終的な利益が決まるというゲームで、如何に行動すれば自己の利益を上げられるか考えることが、目的になります。このゲームをした結果、お互い協力することで、お互いの行動を理解でき、より良い人間関係の保ち方を学ぶことができました。
                                         (学生スタッフK.C)