東北学院大学

経済学部 共生社会経済学科

2023年4月募集停止

学生募集停止する学部・学科の全ての在学生に対しては、卒業するまでは入学した学科の所属及びその教育環境を維持し、学生生活及び進路・就職支援等につきましても、教職員一同責任を果たしてまいります。

齊藤准教授が登壇したシンポジウムの感想

復活と創造東北の地域力③原発事故と東北再生

シンポジウムの様子

2012年9月29日に、齊藤康則准教授がパネリストとして登壇したシンポジウム「復活と創造東北の地域力③原発事故と東北再生」が開催されました。参加した学生の感想を紹介します。

  • 齊藤先生が現場に行くのが大事と言っていたのを聞いて、私自身が閖上に訪れたことを思いだしました。景色は全て変わっていました。そこで改めて震災について考えました。先生たちの言う、現場に行くということは、とても大事だと思います。今回の講演会で、復興にはまだまだ時間がかかると改めて考えさせられました。問題は多くありますが、国民全員が問題と向き合い、明るい日本を作っていけたら良いと思いました。
  • 一日も早く、原発問題が収束し安心して暮らせる東北の地になって欲しい。自分も、早期の復旧と復興とが進むように協力していきたい。
  • 地震直後「想定外」「想定外」といわれて、「想定外」なら仕方ないか、と私は思っていたところがありましたが、それはただそう思わされていたにすぎなかったと、今では思います。やはり何事も、報道されることをただうのみにするのではなく、ちゃんと自分で、これは本当にそういうことなのかと、疑って調べてみることが必要だと思いました。
  • 何でもかんでも「政府が悪い」と批判するのは間違っている、とも思わされました。政府がやれることというのは、正直限られていると思います。だから、政府の手が回らないようなところは、住民自らが考えて、行動し、補っていくということが大事だと感じました。また、政府のやっていることがおかしいと思うのなら、反原発デモのような、大々的なことに限らず、インターネットのでもよいので、小さな声でも自分の意見を発していくことが大事だと思いました。
  • 柳田さんが「人は人と接触することによって生きる力が生まれる」「人は様々だと思うが、人は人によって救われる」と言っていたのが、印象的でした。物的な支援ばかり考えるのではなく、今後は原発事故被害者の人に対する、精神的な支援がもっと必要になってくるのではないかと思いました。

シンポジウム当日の様子はこちら