学科長あいさつ

電子工学科長
原 明人
いつの時代にも最先端の基盤技術 ―日本を支える
「エレクトロニクス」
安心して便利・快適・安全な生活を送ることができるのは「エレクトロニクス」のおかげであると言っても過言ではありません。エレクトロニクスが関係した身の回りの電気製品はいくらでも挙げられます。例えば、低い消費電力で高速に大量の情報処理を行うパーソナルコンピュータやゲーム機、リアルな映像を映し出す3Dテレビや鮮やかな色彩を表現する有機ELディスプレイ、ブルーレイやデジタルカメラなどのデジタル家電、ユビキタス社会の実現に向け進化し続けるスマートフォンやタブレットPCなどの携帯情報端末、信頼性と寿命を飛躍的に向上させ電球や蛍光灯の代替製品になったLED照明などです。別の分野、例えば自動車は、内部にセンサが張り巡らされ、それらとコンピュータをネットワーク化した車載LANと呼ばれるエレクトロニクス技術を用いて安全でエコな走行が可能になっています。ロボットは多数のセンサを装備し、それらの情報をコンピュータで一瞬に処理し、フィードバック制御しながら動いているエレクトロニクスと強い関連を持った技術です。また、航空宇宙産業はエレクトロニクスを利用した高度な情報・通信・制御技術や精密な計測技術に支えられています。近年、太陽光発電などの地球環境の保全を目的としたクリーンエネルギーが注目されていますが、これにもエレクトロニクスが大きく貢献しています。さらに、近い将来に実用化が期待されているナノテクノロジーは、エレクトロニクスが密接に関係している分野です。
いつの時代にもあらゆる最先端分野の基盤となって日本を支えるエレクトロニクス‥。この分野を志す皆さんを育てる電子工学科では、「電子物性・デバイス系」と「電子応用・計測システム系」を2本の柱とする教育プログラムを用意しました。両方の系をバランスよく履修することで幅広い教養とエレクトロニクスの基礎から応用までを身に付け、柔軟性と豊かな創造性を持つエンジニアとして社会に出ていただけるよう配慮しています。また、本学科では、先端エレクトロニクス分野(カーエレクトロニクス、オプトエレクトロニクス等)およびデバイス・マテリアル分野(半導体、ディスプレイ等)への進路を想定した2つの履修モデルも提示いたしました。オープンキャンパスなどの機会を利用して私どもの教育・研究活動を是非ご覧になってください。
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