東北学院大学

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法学部 法律学科

学科長あいさつ

(1) 意外に身近な法と政治

法律学科長

大窪 誠

法律学科では、法学と政治学の基礎から専門にいたるまで、幅広く学ぶことができます。法や政治というと、自分とは関係ない世界のことだと思っている人がいるかもしれません。そういう人でも、18歳になって選挙権を持ち、選挙のときに投票場の入場券が郵送されてくると、法や政治と自分との関わりを実感することでしょう。

ところが、選挙のような特別の場合だけでなく、毎日の暮らしの中でも、私たちは法や政治と密接に関わっているのです。

私たちは、コンビニで飲み物やお弁当を買ったり、スーパーで野菜を買ったり、デパートで服を買ったり、電器店で電気用品を買ったりします。その際に、余り意識しないでしょうが、私たちは売買契約をしています。病院での風邪の治療も、理髪店での散髪も、自転車店でのタイヤのパンクの修理も、すべて契約に基づいて行われます。私たちは、1年間で何十、何百という契約をしているのです。そして、契約については、たくさんの法律に詳しい条文が置かれています。こうして契約だけを取り上げてみても、私たちの生活は法と密接に関わっているということができます。

それでは、政治はどうでしょうか。政治家が政策について審議することだけが政治なのではありません。高校のクラスのみんなで話し合いをして、利害を調整してルールを作るのも、広い意味での政治です。私たちの生活の中で政治が行われる場面は、意外に多いのです。

このように、法や政治は、特別な世界のことではなく、私たちの生活と密接に関わっていることなのです。

(2) 法律学科での学修によって得られること

法律学科では、法や政治を専門的かつ体系的に学修します。

法律は、論理的に整った内容になっており、幅広い視点からの問題の検討を踏まえて作られています。政治では、各種の様々な利益を公平・公正に調整することが求められます。したがって、法律学科で法や政治を学ぶことによって、ものごとを論理的に考えられるようになり、また、問題を幅広い視点から検討できるようになります。さらに、様々な利益を公平・公正に調整できるようにもなります。法律学科で法や政治を学ぶ過程では、専門書や資料などを調べて発表する機会もあるため、自分の考えを論理的に説明するための表現力も身につきます。

法や政治を学び、法学や政治学の基礎にある考え方を理解すると、法学や政治学に関する専門的な問題を解決できるようになるだけでなく、それを応用して、身近で起きる様々な問題や新しい問題についても、幅広い視点からの、論理的で説得力のある解決策を提示できるようになります。法律学科で学修する内容は、社会の一員として活動する際に、多くの場面で大変有用なのです。あなたも、法律学科で法や政治を学んでみませんか。