法律学科4年白石田 涼香さん (福島県/あさか開成高等学校出身) 高校の社会科の授業でLGBTなど、性的マイノリティの問題にふれたことをきっかけに「すべての人が幸せな暮らしを送るために必要なことは何だろう」と考え、私たちの暮らしのベースにある法律に興味を持つようになりました。そして、大学を選ぶ際には福島県の自宅から通学できて法律学科がある東北学院大学を選びました。 学びの中で特に印象に残っているのは「家族法」です。この授業では親や子、パートナーなど家族という一人ひとりにとって一番身近な存在について、同性婚や離婚の問題といった、現在の社会と法律の在り方などについて探求しました。卒業後は4年間で培った広い視野と多角的な視点を活かし、一人でも多くの人が幸せになるように社会に貢献していきたいと思います。 私のゼミでの学び ゼミでは「家族法」を専門に学びました。前期は先生が指定した書籍について要約と発表を行い、学生間でプレゼンテーションやディスカッションなどを実施しました。後期には自らが定めたテーマについて、最終的には学生やゼミのOBOGの前でプレゼンテーションし、幅広い分野で活躍されている先輩方からフィードバックなどをいただきました。 ゼミでの活動や学生の発表を聞いて、それぞれの立場によって物事の捉え方が全く異なることを体感でき、さまざまな視点を持つことの重要性を体感しました。 また、自身の考えを正確に伝えるために必要なスキルと自信を身に付けることができました。この経験は社会人になってからも活かすことができると感じています。