研究室INDEX

工学専攻科は4つの専攻で構成され、次世代のテクノロジーを担う人材を育成しています。

電子工学専攻
磁性材料研究室

嶋 敏之

嶋  敏之 教授

学位:博士(工学)


コンピュータを使った実験データ整理

最先端のナノテクノロジーを駆使した
研究開発を推進

1原子に相当する非常に薄い厚さを制御した薄膜を作製し、将来の磁気記録媒体材料の開発やハイブリッドカーのモーターをさらに高性能にするための基盤技術の研究開発を行っています。

研究テーマ
希土類系磁石材料の微細構造と磁化過程の解明、FePt規則合金薄膜に関する研究、次世代ハードディスク材料の研究開発、ナノ結晶薄膜材料の磁気的性質
研究キーワード
超強力磁石 薄膜 ナノテク ハイブリッドカー 次世代磁気記録 など

先生はこんな人 - Personal Data -

学生に読んで欲しい本を1冊ご紹介ください。
日経エレクトロニクス
その本を読んで欲しい理由を教えてください。
現代のエレクトロニクスおよび将来のエレクトロニクスに関するトピックスがサイエンス・ライター(?)の視点で描かれている。最新電子機器(iPhone, iPad等)の分解、希少元素代替材料開発、ホログラフィックディスプレイ等の楽しげな話題の特集記事が組まれる。
現在気になっているコト・モノと、その理由を教えてください。
その存在自体が人の心を豊かにするモノならびに新たなるモノの創成。陳腐にならないデザイン、インダストリアルデザイン、快適な空間、癒やされる空間等。
研究を通して学生に伝えたいことは何ですか?
寝食を忘れるくらい熱中できるコトを探して下さい。はまるものを見つけて下さい。
研究に取り組んでいて、楽しいと感じる瞬間は?
予想通りだけど期待以上の成果が得られた時。
研究に取り組む上でのモットーは?
考えて実行すること Just do it!
研究室の雰囲気や特徴について教えてください。
一人1台以上Macがあり、データ整理はもちろんナノテクに関する研究環境は十分整備されてます。遊びも研究も一生懸命やりましょう。
今一番力を入れて取り組んでいる研究をひとつ教えてください。
世の中で一番強い永久磁石を作る研究。
その研究が実用化されると将来どのように活かされるでしょう。
ハイブリッドカー、電気自動車のモーターや風力発電のモーターから小型の電子デバイスまで何にでも応用できます!
先生ご自身が大学院を目指すきっかけは何でしたか。
大学院への進学が当たり前の大学だったから、何の疑いもなく。4年では専門の研究に触れる程度なため。
先生ご自身はどんな大学院生でしたか。
実験が楽しく、ほとんど365日大学に居るような生活をしてました。実験の空き時間に飲みに行ったり。。。
大学院生時代、どんなことに夢を抱いていましたか。
世界各国でいろいろな研究者と一緒に研究をしてみたい。(実現したのはアメリカ、イギリス、スウェーデン、ドイツ)
研究を通して、今先生が未来に抱く「夢」とは。
人々の暮らしを豊かにする、これまで世の中にない新しいものづくり。(Coin terminology)