研究室INDEX

工学専攻科は4つの専攻で構成され、次世代のテクノロジーを担う人材を育成しています。

電子工学専攻
情報通信システム研究室

石上 忍

石上 忍 教授

学位:博士(工学)

持続可能で「スマート」な情報通信に
必要な基盤技術を研究

広帯域有線/無線ディジタル通信信号の計測法・干渉評価法・通信品質に関する基礎的検討,及びスマートコミュニティ関連電子・通信機器の電磁両立性に関する基盤技術の開発

研究テーマ
電磁両立性及び広帯域通信の通信品質に関する基礎的検討
研究キーワード
電磁両立性 ディジタル情報通信 通信品質 スマートコミュニティ 国際電気標準会議 など

先生はこんな人 - Personal Data -

学生に読んで欲しい本を1冊ご紹介ください。
最後の海軍大将 井上成美(宮野澄 著),文芸春秋(1982)又は文春文庫
その本を読んで欲しい理由を教えてください。
海軍大将,とあるので戦記物と思われるかもしれませんが,この本は,教育者として,また信念を貫いた人としての井上成美の生涯が書かれたものです.読めばかならず得るものがあるものと信じます.
現在気になっているコト・モノと、その理由を教えてください。
さしあたって,私のお腹の脂肪をどうにかしなければいけません.私,気になります!
研究を通して学生に伝えたいことは何ですか?
研究に限らず,何はともあれ健康第一.あとは仕事に対する不屈の精神,というと大げさですが,粘り強さを身に着けてほしいです.
研究に取り組んでいて、楽しいと感じる瞬間は?
少しでも何か新しいと思われる発見や事実,アイディアに到達したときです.
研究に取り組む上でのモットーは?
とにかく,まず取り掛かりやすいところからやってみよー 石橋を叩いて壊したら何にもならないよー
研究室の雰囲気や特徴について教えてください。
いかにも「理系」の研究室です.
今一番力を入れて取り組んでいる研究をひとつ教えてください。
広帯域電磁界の測定法と電磁両立性評価技術の研究です.
その研究が実用化されると将来どのように活かされるでしょう。
一つはIEC(国際電気標準会議)やCISPR(国際無線障害特別委員会)における国際規格策定に役立つ技術として,もう一つは電気電子機器の開発段階における電磁両立性チェックの低コスト化に役立てば良いなと思います.
先生ご自身が大学院を目指すきっかけは何でしたか。
研究室の教授の薦めがあり,また私自身も研究をもっとやりたかったというのがあります.
先生ご自身はどんな大学院生でしたか。
良く研究し,また良く遊びました.自宅には2日に1回帰るような日々でしたが,充実していたように思います.
大学院生時代、どんなことに夢を抱いていましたか。
将来の夢を抱くというより,今の自分の生活において無我夢中でした.
研究を通して、今先生が未来に抱く「夢」とは。
工学が「本当に」人類の幸福に役立つようになればいいですね.いま地球規模で問題になっている様々なことが,少しでも解決されていることが未来の「夢」です.