研究室INDEX

工学専攻科は4つの専攻で構成され、次世代のテクノロジーを担う人材を育成しています。

環境建設工学専攻
環境保全工学研究室

中村 寛治

中村 寛治 教授

学位:工学博士


DNAの塩基配列を決定する装置

微生物が持つ大きな力に着目し
自然環境の修復を目指す

本研究室では、土壌・地下水を汚染する有害物質の浄化技術を確立。さらに現在、微生物をDNAを基に検出する方法を開発しており、汚染の現場で浄化が良好に進むよう監視を行っています。

研究テーマ
塩素化エチレン分解微生物を利用した汚染土壌の浄化
DNA分析を基にした広瀬川水系に生息する微生物群集の解析
研究キーワード
環境浄化 微生物 遺伝子解析 など

先生はこんな人 - Personal Data -

学生に読んで欲しい本を1冊ご紹介ください。
『人間の運命』芹沢光治良 著
その本を読んで欲しい理由を教えてください。
自分のこれからの生き方について少し考えてほしい。
現在気になっているコト・モノと、その理由を教えてください。
「難民問題」祖国とはどうあるべきか?どう支援すべきか?考えるので。
研究を通して学生に伝えたいことは何ですか?
微生物を含んだ環境中での現象はいつも我々の想像をはるかに超えている。こちらに謙虚さがなければ実体は浮かび上がってこない。
研究に取り組んでいて、楽しいと感じる瞬間は?
どこにも書いていない新しい自然現象に出会ったとき。
研究に取り組む上でのモットーは?
疑問をあたため続ける。
研究室の雰囲気や特徴について教えてください。
楽しい学生生活の思い出となるように、居て楽しい研究室であって欲しいです。
今一番力を入れて取り組んでいる研究をひとつ教えてください。
環境へ放出された細菌とそれを捕食する原生動物との間の現象解明。
その研究が実用化されると将来どのように活かされるでしょう。
色々な能力を持った有用な細菌が安心して使用できるようになる。
先生ご自身が大学院を目指すきっかけは何でしたか。
環境分野の研究者になりたかったので。
先生ご自身はどんな大学院生でしたか。
毎日、土日もなく実験をしていた。
大学院生時代、どんなことに夢を抱いていましたか。
環境分野の最前線で活躍できる研究者になること。
研究を通して、今先生が未来に抱く「夢」とは。
少しでも世の中に役立つ新しい技術開発ができたら良い。