新しい研究の可能性が広がる。
新しいキャンパスから世界へ、未来へ。

東北学院大学 大学院 工学研究科は、
多賀城キャンパスから仙台都心部の五橋に拠点を移し、
都市型(アーバン)キャンパスとして生まれ変わります。
文系研究科を擁する土樋キャンパス・泉キャンパスとの融合によるシナジー効果、
都市機能の活用、市民との交流促進などで多様性を高め、
新たな時代を拓く研究拠点として進化します。

さぁ、自分の未来を切り拓くために大学院に進学しよう!

大学入学後の4年間は社会生活を豊かにする学び、すなわち基礎的な教育に重点を置くことが求められ、工学系の醍醐味である『研究・開発』を行うために多くの時間を割くことは困難です。しかしながら、大学院では『研究・開発』が中心であり、集中して打ち込むことが可能になります。大学院進学後、研究を発展させるためには、その研究テーマに関連した多くのことを学び、習得しなければなりません。高度な専門知識を吸収しながら自発的創造が求められるのです。
大学院では、学外での学会・研究会発表を義務づけています。これまで、国内学会発表だけでなく、国外で開催される国際会議で発表した大学院生も多数おり、また研究奨励賞・優秀プレゼンターなどを受賞した大学院生も数多くいます。学外で研究発表を行うということは、他大学の大学院生、教員や企業の研究者の発表も聴講でき、その研究内容の理解・習得だけでなく、プレゼンテーションの勉強にもなります。さらに企業の研究者のみならず、国際会議では世界中の研究者との交流もできます。このような経験は、自分の未熟さに気付くだけでなく、今後自分はどうすればよいのかという指針・方針を構築することに繋がります。指導教授の研究指導の下、論文作成能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力など、将来研究開発する上において必要な能力が身につきます。また、多くの企業において研究・開発に携わっているのは、大学卒ではなく大学院卒の人です。
大学院はこれまでよりさらにワンステップ上がって自分を磨き、楽しみ、研究に大切なことが経験できる場です。是非進学し、高度な教育を体系的に学び、研究を発展させて下さい。そして、一連の研究プロセスをしっかり経験・理解した技術者として修了し、同期の仲間から大きく抜きん出るような成長を遂げることを願っております。大学院への進学は人生の中で自分の実力を養成、発揮できる数少ないチャンスです。自分の人生をデザインし、切り拓くためには、大学院への進学が必要不可欠です。

工学研究科長  嶋 敏之工学研究科長 嶋 敏之