東北学院大学

経済学部 経済学科

経済学科の倉田洋准教授、全国銀行学術研究振興財団研究助成事業に採択されました

2015年01月16日

 12月15日、公益財団法人全国銀行学術研究振興財団の学術研究助成事業に、本学経済学部経済学科の倉田洋准教授の研究活動が採択されました。
 全国銀行学術研究振興財団の学術研究助成事業は、金融システムの安定性、効率性を一層高め、より豊かな経済社会を実現するために、経済・金融に関する学術研究に対して助成を行うものです。

研究テーマ:垂直的貿易構造の下での自由貿易協定と直接投資・経済厚生に関する理論的分析
研究者:経済学部 経済学科 准教授 倉田 洋

研究概要:
 日本と東アジア諸国の間では、部品・素材を輸入し、それらを最終製品に組み立てて輸出する垂直的貿易構造が見られます。また、東アジア諸国間では、生産・販売拠点を海外に設ける海外直接投資が盛んに行われています。
 本研究は、垂直的貿易構造の下で、近年締結数が劇的に増加している自由貿易協定(FTA)が、海外直接投資と経済厚生に与える影響について理論的に分析するものです。理論分析の結果をもとに、日本及び東アジア諸国がとるべき望ましい貿易政策に関する指針を明らかにします。

関連情報
公益財団法人全国銀行学術研究振興財団
経済学科