陶久教授のドイツのクリスマス・レポート#2
2015年12月08日
【クリスマスマーケットその2:ゲッチンゲン】
今年の冬は、時折寒波が訪れるものの長続きせず、その後は異常なほど暖かい日が続いています。
しかし季節はアドベント。12月2日夕方4時からクリスマスマーケットでフォークダンスがあるというニュースを妻が仕入れてきたので、ゲストハウスから3時過ぎのバスに乗って街中まで見物に行きました。案内図によると、87もの小さなお店が、旧市役所と教会を取り囲むように並んでいます。臨時の遊具も設置され、親子が楽しそうに遊んでいます。中でも面白いのは、箒やたわしの類いばかりを陳列しているお店です。おそらく年の瀬を迎えて何らかの象徴的意味があるのだろうと推測しますが、詳細は不明です。石けん、ろうそく、お香、陶器、手作り人形などの他、ソーセージやグリューワイン、クレープなどの飲食物も盛りだくさん。マーケットは1ヶ月(!)続きます。
■箒とたわしのお店 | ■クレープのお店 |
4時からは、地元のフォークダンス愛好会10人ほどによる実演を楽しみました。いつものドイツ民族音楽にあわせて、可愛らしく踊ります。私の知っている南ドイツの民族衣装に比べると、スカートの模様がちょっと独特です。
あれこれとお店を覗いて品定めをしたのは良いのですが、結局本日のお買い物はワインならぬワッフル詰め合わせのみ。3,5ユーロ。
法学部教授
陶久利彦