東北学院大学

法学部

陶久教授のドイツ留学日記(34)

2016年03月17日

【学生数】
 ゲッチンゲン大学の今年度冬学期の在籍学生数は、3万人を超えたそうです。これまでのレコードを破ったとのこと。街の人口が約12万人ですから、4人に一人が学生です。教職員やその家族を含めると、大学関係者が街の3分の一くらいになるのでしょうか。まさしく大学町。「知を創造する街」」(die Stadt,die Wissen schafft)をうたっているだけあります。おかげで、北キャンパスの真ん中にあるゲストハウスからのバスは、時間帯によっては結構混み合うようになりました。まるで通学バスといった風情です。
160317-3-1.JPG メンザも人が一杯。ふと鏡を見ると、随分年老いた顔をした東洋人が映っています。全く、周囲から浮いていますね。私自身もどうもメンザでは居心地が悪いのです。(写真は、本日のメニュー掲示板と、カフェテリア方式で自分の食べたいものを選んでいる学生達)160317-3-2.JPG
 驚くのは、女子学生の多さです。半数を少し超えるくらいが女子学生。MedizinrechtⅡの初回の授業に出たところ、男性は私を含めてほんの4~5名なのに対し、女子学生は20人ほど。これは、何を意味するのでしょう? それでも、女性の将来像はそれほど明るくない、との問題提起も為されています。

法学部教授
陶久利彦