東北学院大学

法学部

陶久教授のドイツ留学日記(38)

2016年03月23日

【ドイツのテレビ】
 ゲストハウスにはテレビが設置されています(Kendoという会社のものです)。チャンネルは英語放送も含めて28局(ネット上でも視聴できるテレビ局としては、http://www.glotzdirekt.de/参照)。多いですね。そのうちの4つほどは朝から晩まで、テレビショッピングのみを放送しています。日本と同様、テレビショッピング番組は内容が予めほぼ分かる上、ゆっくりはっきりとしゃべってくれるので、非常に聞き取りやすい。
 夕食後、たいてい1時間くらいテレビを見ています。ただ、色々と試した挙げ句徐々に見るチャンネルが限定されてきました。一つは、ZDFのニュース。明瞭にしゃべるアナウンサーにはいつも好感を持ちます。朝には、Guten Morgen Deutschland(おはよう日本!のドイツ版と言ったところ)。その一つ下のチャンネルは、Bibel TV。専らキリスト教関係のニュースを流します。これまた、内容がほぼ決まっているので、比較的理解しやすい。時折流れる教会探訪も、旅への誘いといったところ。最後は、NDR。これは、ニーダーザクセン州の地方ニュースを専ら放送します。2月21日には、ミスドイツ最優秀者にゲッチンゲン生まれの女性が選ばれたというニュースが報じられていました。2月25日には、ドイツポップミュージック選抜大会で、ハノーファー出身の17歳アニメ好きの女性が最優秀賞に選ばれ、6月のストックホルム大会に出場するとのニュースが流れました。かと思うと、Gruenkohlなる野菜の紹介があったりと、地方ニュースは結構面白い(Gruenkohlについては、例えば、http://www.gruenkohl-akademie.de/。)。

法学部教授
陶久利彦