東北学院大学

法学部

陶久教授のドイツ留学日記(53)

2016年05月06日

【日本の食材】
 ドイツに来るまで、当地でこれほど沢山の日本食材が店頭に並んでいるとは予想もしていませんでした。お米について言えば、30数年前にはMilchreisというものだけが何とか及第点に達し、これでしのいでいたのです。勿論、今もMilchreisは健在です。ところが他方で、アジア食材店が少し大きな街には必ずあり、サムライライスなるもの(写真左参照)の他、ミリンや味噌など多くの調味料も手に入ります。通販で「あきたこまち」を購入することさえできます(おかげでサムライライスを食べる気力が失せてしまいましたが)。
 普通のスーパーに行っても、日本関連食材コーナーが用意されています。日本酒、醤油、生うどん、ラーメンの麺ばかりか、日本名の即席ラーメンもあります(生産地はオランダ)。豆腐も逸してはいけませんが(写真中)、おかきのようなお菓子を見たときにはびっくりしました(写真右参照)。味も日本製に見劣りしません。おそらくbioブームが後押しをしているのだろうと推測はするのですが、本当のところはわかりません。果たしてドイツ人も買うのでしょうか?

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法学部教授
陶久利彦