東北学院大学

法学部

陶久教授のドイツ留学日記(54)

2016年05月10日

【girls' day】
 4月28日はgirls' dayだったそうです。大学のエレベーター内にチラシが貼り付けてあったのです。NDRの夕方のニュースでは、テレビ局に女の子達が集まり、ニュース原稿を読んだりカメラを動かしたり、インターンシップの子供版のようでもあります。恥ずかしながら初めて耳にしましたので、一体何だろうかと不思議に思いWikipediaを閲覧してみました。言葉だけから連想すると、ドイツ版「ひな祭り」かと思わせます。しかし、全く違っていました。自然科学系の職業に女性をもっと進出させようとする意図で始まった行事だそうです。日本の「リケジョ」とか「土木女子」と言われている人たちを、国を挙げてもっと増やそうという計画ですね。
 大学提供の催しについては、https://www.uni-goettingen.de/de/girls-day/537683.htmlに一覧表がありますが、当然ながらいずれも理系。統計学のようなものが文系では入っているだけ。法学はgirls' dayとは無縁のようです。
(写真左は、地質学研究所の庭にある石。写真右に写っているゲストハウス左隣のカラフルな建物はXlaboと呼ばれる、自然科学系学問の高大連携施設。色は、それぞれに数学・物理学・化学等のシンボルカラーとのこと)

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法学部教授
陶久利彦