東北学院大学

法学部

陶久教授のドイツ留学日記(57)

2016年05月18日

【図書館の本返却警告】
 4月19日に、借りていた図書館の本の即時返却を促す警告メールが届きました。Mahnung! 今回の警告で数日内に返すならば問題はないけれども、遅れた場合にはその時期に応じて反則金が課されます。その額は、1冊につき2ユーロ。1週間たつごとに追加の課徴金が待っています。最後の通告時には17ユーロ。日本の大学図書館で同様のことができるかどうか怪しいでしょうが、一つの参考にはなりそうです。160518-2-1.JPG
 因みに、本を借りるためには事前に図書館のホームページ上のBenutzerkontoで登録し、その後窓口で暗証番号をもらわなければなりません。そうやって初めて、数多い大学図書館のいずれでも本を借りることができます。借りるときには本を窓口係員に差し出すか、自動の機械で手続きをします。客員教員証明カードを機械にかざし、「ピッ」と答えが返ってきた後、暗証番号を入力。次いで借りたい本を同様に機械に読み取らせると、その都度「ピッ」と反応します。最後に、タイトルと貸出日の一覧票が別の口からおもむろに舌のように伸びてくると、手続き完了。
 貸出期限は私の場合、半年。冊数の制限を超えるほど借りたことはありませんが、5月初め現在で約15冊借りています。(写真は、そのうちの3冊)

法学部教授
陶久利彦