東北学院大学

法学部

陶久教授のドイツ留学日記(70)

2016年08月10日

【サッカー】
 ドイツではサッカーが大人気です。ブンデスリーガ終了後、6月中旬から1カ月ほどフランス各地で開催されるヨーロッパ選手権は、殊の外人々を熱中させているようです。現地に行けない人たちのために、屋外大スクリーンで試合の経過を映し出している街も、ドイツ各地で見かけます。ここゲッチンゲンも同様。あちこちでお祭り騒ぎが見られます。
 6月21日の「法社会学」の授業では、ミュンヘン工科大学から来られた非常勤講師による講演がありました。「デジタル化と法テクノロジー」がテーマです(5時45分まで)。なかなか面白い話だったのですが、5時15分ごろに外から何やら太鼓のような大音響が聞こえ始めました。歩調を合わせるように次々と数名の男子学生が退席していき、そうでなくても数少ない受講生が20名弱ほどに減ってしまいました。どうやら、講義棟に隣接する屋外臨時スクリーン会場に向かった模様。入場券は有料で、席がちゃんと用意されビールも売られるようです。今日は、北アイルランド戦なのです。
 ドイツの小旗を掲げた車を街中でちらほらと見かけるなど、夏到来の暦に合わせて、人々のサッカー応援はますます熱を帯びています。(写真は、サッカーボールを模したと思われる新型パン。たぶん、亀ではありません。)

160810-1_01.jpg法学部教授
陶久利彦