東北学院大学

法学部

法学部の学びと、恐怖の「泉返し」

2016年12月12日

 私は法学部1年生です。大学に入学してからまだ半年しかたっていませんが、大学の学びについて少し紹介します。
 法学部の授業形式は、主に二つです。一つは、500人も収容できるのではないかと思われる大教室での講義です。例えば、憲法や法律。先生方はわかりやすく指導してくださるのですが、教室の広さと先生への距離の遠さに最初は驚き、実は今も慣れません。
 もう一つは、1年生後期から始まる演習科目(ゼミナール)です。これは少人数で行われます。ゼミでは、テーマについてグループで話し合い、発表、議論を行っていきます。他の人の意見を聞き、思考を深めていくので、いかにも大学ならではの学習だと思います。
 ところで大学では、高校と違って単位というものが大事になってきます。学生は1・2年生のうちは泉キャンパスで学びますが、3年生からは土樋キャンパスに移動します。そのため、泉キャンパスでしか開かれていない(選択)必修科目の単位を落とすと、3年生になってからも(4年生でも?)泉キャンパスに講義を受けに行かなくてはなりません。このことを学院大生は「泉返し」と呼び、恐れています。泉返しにならないよう計画的に単位を取らなければなりません。
 勉強と遊びを両立させ、充実した大学生活にしたいものです。

※この写真は、ゼミなどを行う少人数の教室です。机の真ん中にはコンセントがあります。パソコンなども使えるのでとても便利です。

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1年Y.I.