東北学院大学

法学部

法の日イベント(民事調停手続講座)に参加しました

2018年11月24日

 10月17日、仙台地方裁判所で行われた「法の日イベント(民事調停手続講座)」に玉井ゼミ・学生有志で参加しました。以下は参加学生の感想です。

●仙台地裁で行われた模擬調停を見学してきました。民事の、主に借金に関する紛争で申立人と相手方の言い分を傾聴し、調停員らによる調停によって賠償額などを定めるという内容でした。調停の流れを大まかに掴むことができて良かったです。(1年生)

●普段公開されない調停の様子を実際に見ることで、民事調停の方向性を理解することができました。調停では当事者間の人間関係を配慮することができるということと、調停委員に必ずしも法的な知識が求められるわけではなく、一般市民の視点も要求されていることが特に印象に残りました。(2年生)

●調停について、存在は知っていましたがイメージする機会の無いものでした。今回模擬調停を見学したことで、学校の授業ではなかなか体感できない実務の世界に触れることができました。より興味を持つきっかけとなりました。(3年生)

●模擬調停に行ってきました。調停とは訴訟よりも手軽にトラブルを解決することのできる手続きなのですが、普段の学習で触れるのは訴訟についてがほとんど(当然ですが)で、調停が具体的にどのように手続きが進められていくのかはよく理解していませんでした。そのため、簡単な事例に沿って調停の流れを紹介するという模擬調停はとても勉強になりました。加えて、調停の当事者同士が納得のいくまで話し合うという方法は、仮に訴訟を行った場合と同じ結果(もしくは悪い結果)だとしても、当事者の満足度としては高くなりそうだなと改めて感じました。(4年生)

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