東北学院大学

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シンポジウム「復活と創造 東北の地域力」を開催しました

2011年06月21日

「復活と創造 東北の地域力」
内橋克人氏 来学
基調講演に続き、河北新報者社・一力社長、星宮学長と鼎談


  未曾有の被害をもたらした東日本大震災は、かけがえのない尊い生命、財産、 これまで築き上げてきた様々なものを奪いました。その中、残された私たちには何ができるのか…。人材を育成し、 資源の復興創生を図りながら、ふるさと東北の地域力を向上させるには、いま何をしなければならないのか…。
 6月18日、泉キャンパス礼拝堂において、経済評論家 内橋克人氏を招き「復活と創造 東北の地域力」をテーマに基調講演が。引き続き第二部では、内橋氏と河北新報社 一力雅彦社長、星宮望学長との鼎談が開催されました。
 当日は立ち見が出るほどの盛況で、1200人を超える聴衆が詰め掛けました。

 内橋氏は講演の冒頭で、被災地でこのようなシンポジウムを開催することの意義を称え、被災者すべての人々に哀悼の意を述べました。自身の阪神淡路大震災の経験から、いかに対処してきたか、経済評論家らしい切り口で人材の育成、教育の必要性、国家に必要以上に頼らない市民の自律を促すなど、詰めかけた聴衆にエールを送りました。

 第二部は、本学 地域構想学科の柳井雅也教授をコーディネーターに、鼎談が行われました。それぞれ、3月11日の震災時の様子や被災状況、災害対策にどのように取り組んできたかなどを報告しながら、これからの東北の復活と創造について多くの示唆に富んだ内容が語り合われました。
 本学学生も含めた1200人の聴衆は、真剣にメモを取りながら聴き入っていました。 会場には菅原茂気仙沼市長も駆けつけ、客席から「復興の覚悟」を訴えるなど、予定を30分も超えて、熱気あふれるシンポジウムは無事終了しました。

*このシンポジウムの様子は、7月10日の河北新報に採録される予定です。

 
 
 

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