東北学院大学

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ボラステ「情報ボランティア」 岩崎真実さんが復興支援活動報告会で発表

2012年02月06日

 2月4日、仙台市主催による「復興支援活動報告会~つながることがチカラになる 3.11からの支援のかたち~」が、仙台市市民活動サポートセンターで開催されました。13:00からの活動事例報告では、東北学院大学災害ボランティアステーションのスタッフであり、「情報ボランティア@仙台」の代表である文学部キリスト教学科4年の岩崎真実さんが活動内容を報告しました。
 震災後の4月、避難所で支援に当たるボランティアを紹介する記事をブログで発信していたところ、河北新報社の夕刊編集部からの申し出により、ブログ記事の一部が夕刊に転載されるようになりました。また、岩崎さんは、去年8月、 あすと長町の仮設住宅で配布される「あすと長町かわら版」を創刊。ボランティアに集まった人たちの思いを、学生の目線で取材し、配布するかわら版は、被災者の皆さんに、ボランティアスタッフの思いや、人となりを知ってもらう恰好の媒体となり、多くの人たちから反響があったそうです。被災者とボランティアの距離をぐっと近づけた媒体だったと報告する岩崎さんでした。

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 報告会は定員80名で立ち見が出るほどの盛況でした。報告会に引き続き15:00からのパネルディスカッションでは「東日本大震災から見えたこと」をテーマに、市民、NPO、自治会、企業、行政といった地域を構成する様々な立場のパネリストが登壇。実践的なネットワーク構築の必要性やこれから求められる役割について活発な議論が行われました。

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情報ボランティアの活動報告を行うキリスト教学科4年岩崎真実さん