東北学院大学

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被災地の生活者視点に立った復興の道のりを探る 金菱清准教授 河北新報社のインタビューを受ける

2012年06月01日

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 東日本大震災による沿岸部の被災地復興に関して、防波堤の建設や高台移転など、さまざまな議論がなされています。この度、先日行われたセミナーで本学教養学部地域構想学科の金菱清准教授が「社会学の見地から、地域の人たちの心情を汲んだ復興の在り方を考えることも必要」と提言しました。このセミナーを聞いた河北新報社から金菱先生にインタビューの依頼がありました。
 金菱先生は「沿岸部で津波被害を受けた人たちは、最初はもうここには住めないといいますが、やはり生業として漁業を営んできたわけで地元には愛着があります。少しずつ平常に復してくることで、同じ場所に暮らしたい、仕事も続けたいと考えるのは当然です。こうした方たちの気持ちを聞き出し、社会学的な観点から復興の在り方を探っていきたいと考えています」と語りました。
 インタビューの詳細は、河北新報紙面で、6月中に特集が組まれる予定となっています。