東北学院大学

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半世紀の歴史を刻む 工学部設置50周年記念式 盛大に開催

2012年11月13日

 キリスト教による人格教育を基礎とし、社会に貢献する幅広い教養と正しい倫理観を備えた技術者の育成を目指し、1962年に設置された本学工学部が、今年、50年の節目を迎えました。その設置50周年を記念した式典が、11月10日、多賀城キャンパスの礼拝堂において開催されました。

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 当日は、記念の日を祝うにふさわしい晴天に恵まれ、かつて多賀城キャンパスを巣立っていったたくさんの卒業生が参列。式典は、美しい音色を奏でるパイプオルガンの演奏で始まりました。式辞では星宮望学長が「東北学院創立75周年の一環として設置された工学部ですが、当時の日本は科学技術者の養成が急務とされていました。工学部においては、科学技術の日進月歩の環境に対応するべく、これまで幾度と変化を遂げてきました。今後は東北地方において工場誘致が予想され、本学工学部の使命はより大きなものとなっていきます。この使命を果たすため、工学部の発展に向けてより一層の努力をしてまいります」とあいさつ。
 式典に参列した方は「私が卒業したのは何十年も前の話ですが、こうして母校を祝えることができて嬉しく思っています。先生方に教えていただいたことや努力したことがいまの自分に結びついていることに感謝しています」と感想を述べていました。
 また、夕方からは江陽グランドホテルに場所を移し、宮城県産業技術総合センター所長の伊藤務氏が「東北における産業の今後の展開と地元大学の役割」と題して記念講演を行い、続いて行われた祝賀会では同窓生をはじめとした多数の方々が来場し、ご来賓から心のこもった祝辞や激励を多数いただきました。
 工学部がこれまで輩出した卒業生は約28,000名にもおよび、さまざまな分野の第一線で活躍しています。これまでの半世紀で工学部が積み重ねてきた数々の実践と成果をもとに、新たなる半世紀をより豊かな社会づくりに貢献できるよう進化・発展させていこうと、参加者全員が想いを新たにした一日でした。

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