2012年12月21日

　2012年12月15日（土）に東北学院サテライト・ステーションにおいて、2003年から始まった仙台市教育委員会と本学の連携事業である小学校外国語ヴォランティア活動の10周年を記念する懇親会が開かれました。本活動は本学の学生が毎年秋に仙台市内の小学校を数回訪れ、異文化交流も含んだ英語活動・外国語活動を行うもので、この10年間で235名の学生が参加しています。懇親会には年末の多忙な時期であるにもかかわらず、40名を超える本活動の卒業生・現役学生そして教職員が集まり、本活動の意義を熱く語り合うことができました。神奈川県、山形県、福島県、気仙沼市、石巻市など、遠方からわざわざ駆けつけてくれた卒業生もいました。仙台市教育委員会からは教育指導課の黒須功太郎指導主事がご参加くださりご祝辞をいただきました。平河内健治理事長、遠藤健一広報部長、辻秀人文学部長と、歴代の本活動サポート委員長からも本活動に参加した卒業生・学生に対して、温かいお言葉がかけられました。
　参加した卒業生はほとんど全員が現在教員として活躍しており、それぞれの近況をいきいきと報告してくれました。外国語学習の楽しさと大切さを子どもたちに伝えるという本活動のねらいを現在は卒業生それぞれがそれぞれの場所でかなえようとしている様子がはっきりとわかり、本活動が教師を目指す若者にとって大きな意味があることを参加者一人一人が確認したひとときとなりました。
　さらに多くの学生が本活動を通して多くを学ぶことができるよう、本活動の今後の発展を参加者全員で祈り、楽しい会を閉じました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（英文学科　村野井仁）