東北学院大学

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東北学院大学博物館 文化庁より感謝状贈呈

2013年03月27日

 去る3月25日、東京文化財研究所にて被災文化財救援に対する感謝状の贈呈式が行われました。
 感謝状は、東日本大震災で被災した歴史資料や自然史資料、美術作品等を救援・保全する「文化財レスキュー事業」に参加・貢献した団体・個人に対して贈呈されるものです。贈呈式には、全国の30の団体・個人が出席し、宮城県からは東北学院大学博物館のほか東北歴史博物館など4つの博物館施設が出席しました。
 贈呈式は晴れやかな雰囲気のなかで進行していきました。感謝状を文化庁長官から直接手渡された文学部歴史学科の加藤幸治准教授は、「これまで2年間にわたり、歴史学科の学生・院生たちががんばってきたことが、こうして陽の目をみたことはとても励みになります。しかし被災地の大学としては、これからも長期的に支援していきながら、地域のみなさんとともに文化の再生・創造にかかわっていくことが重要です」と気持ちを新たにしました。
 感謝状を手渡した近藤誠一文化庁長官は「文化財は地域のアイデンティティーの源。救出、修復に志をささげた方がたくさんいることは心強い。まだまだ現地の復興がなされたとは言えない段階であるから、引き続きご協力を賜りながら、文化の振興・発展に努めていきたい」と挨拶を述べられました。
 なお、感謝状は博物館事務室に掲げられる予定です。

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