人間情報学研究科2年齋藤さんが、学会発表でベストプレゼンテーション賞を受賞!
2013年08月02日
7月24日から26日まで札幌市立大学桑園キャンパスにて開催された「日本視覚学会2013年夏季大会」において、人間情報学研究科人間情報学専攻博士後期課程2年の齋藤恭彦さんが発表し、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
発表題目は、「並進運動によるOKNを誘発しない刺激による逆転ベクション」。
この研究では、3次元空間内の自己運動知覚(自分の身体がどのように動いていると感じるか)について調査したといいます。
「ある条件下では、映像の運動方向と同方向の自己運動を感じる、逆転ベクションと呼ばれる錯覚が生じますが、本研究の新奇性は、この逆転ベクションが前後方向にも生起するという点と、その生起要因に関する説明は上下左右方向の逆転ベクションを調べた先行研究のそれでは不十分であることを示した点」と齋藤さんは語っています。
参照>日本視覚学会HP