東北学院大学

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『牡鹿半島のくらし展 in 鮎川』 開催のお知らせ

2013年08月07日

 東北学院大学博物館では、東日本大震災以来、被災した石巻市牡鹿公民館所蔵の考古・民俗資料をお預かりし、保全作業に取り組んできました。このうち民俗資料は、かつてどのように使われたのかなどのデータが失われており、資料の復旧とともにデータの獲得も同時に求められています。これに向けた試みとして「文化財レスキュー展 in 鮎川」を、昨年のお盆の時期に開催し、帰省した地域の皆さまの生活情報を集めることができました。
 今年の夏も以下の日程で開催されることになりましたので、このお知らせをご覧になった地域の皆さまにぜひ来場いただき、情報提供にご協力いただければと思います。また、13日と14日の2日間、午後2時から4時まで、鮎川の老人ホームで、学生が昔のくらしについて教えていただく場も設けることになっています。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 



牡鹿半島のくらし展 in 鮎川 ―再生・被災文化財―  [入場無料]

主 催/東北学院大学博物館
開催日/8月13日(火)  10:00 ~ 16:00
           8月14日(水)  10:00 ~ 16:00
           8月15日(木)  10:00 ~ 13:00 *最終日のみ13:00までの展示
           ※8月12日(月) 午前中に東北学院大学から搬出し、午後から鮎川の会場で展示設営を行います。
会 場/旧牡鹿公民館跡地周辺 テント2張を設置し、展示台の上に資料を展示 (毎日資料は撤収し保管)
内 容/旧牡鹿公民館所蔵(現石巻文化センター所蔵)民俗資料約100点を展示し、来場者に文化財復旧作業と
          資料を見ていただき、進捗状況をお伝えします。同時に学生が民具の使い方などのデータとなる情報を
          来場者から聞き書きします。

昨年行われた「文化財レスキュー展 in 鮎川」の様子

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【本件に関するお問い合わせ】
    東北学院大学文学部歴史学科准教授(大学博物館学芸員)
    加藤幸治  取材に関しての連絡  022-264-6920 (東北学院大学博物館)