東北学院大学

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『文化財11月号』に、東北学院大学文化財レスキューの活動記事掲載

2013年12月02日

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 東日本大震災によって甚大な被害を受けた文化財を救うべく、文化庁は「東北地方太平洋沖地震被災文化財等救済委員会」を設置しました。宮城県では、文化庁や救済委員会との連携のもと、宮城県文化財保護課を中心に文化財レスキュー活動を展開しています。これまでもお知らせしてきましたように、東北学院大学博物館は石巻市鮎川で津波によって流出した文化財や民俗資料などの救済に取り組んでいます。
 文化庁文化財部監修による『月刊文化財』11月号の特集「東日本大震災からの復興」に、文化財保護の立場から震災による文化財被害の実態と復旧に関わる予算措置や福島県、宮城県、岩手県の文化財の救済活動についてレポート。宮城県については本学博物館が文化庁被災ミュージアム再興事業として取り組んでいる「文化財レスキュー」が紹介されています。石巻市の「石巻文化遺産復興復旧事業」として本学の歴史学科の教員、学芸員、学生が多数参加している活動が紹介されています。
 先日11月3日、4日の2日間、津波被害で復旧工事が行われていた「サンファン館」が再開館、盛大なセレモニーイベントが開催されました。本学文化財レスキューが鮎川の収蔵庫から流出し、大学博物館で保管している漁具や民俗資料を一時里帰りさせ、このイベントでの聞き取り調査を行いました。
 「月刊文化財」では、夏に行われた「牡鹿半島のくらし in 鮎川」の様子がレポートされています。
 現在大学博物館で保管している文化財・民俗資料は定期的に洗浄、燻蒸(くんじょう)による劣化防止処置を施していますが、地元での収蔵施設の再建などまだまだ先の長いレスキュー活動です。
 こうした活動をご紹介する展示会が2014年1月11日から13日までの3日間、仙台市のせんだいメディアテークで開催されます。文学部歴史学科の加藤幸治准教授は、今回の展示会には石巻市・鮎川地区の被災者で仙台周辺に移り住んでいる方々にも来場いただきたいと話しています。

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