日本基督教団主催 『東日本大震災国際会議』 原子力安全神話に抗して ―フクシマからの問いかけ― 開催のご案内
2014年02月24日
東 日 本 大 震 災 国 際 会 議
原子力安全神話に抗して
―フクシマからの問いかけ―
[日時] 2014年3月11日(火) 14:00 ~ 14日(金) 11:30
[場所] 東北学院大学 土樋キャンパス
〒980-0065 宮城県仙台市青葉区土樋1-3-1
TEL.022-264-6411
[主催] 日本基督教団
[協賛] 東北学院大学
[名称] 東日本大震災国際会議
International Conference on the East Japan Disaster
[主題] 原子力安全神話に抗して ―フクシマからの問いかけ―
Against the Myth of Safety of Nuclear Energy :
the Fundamental Question from Fukushima
[参加国]
ア ジ ア : 韓国、台湾、インド、ニュージーランド
欧 州 : イギリス、ドイツ、スイス
北 米 : カナダ、アメリカ
アフリカ : ガーナ、ナイジェリア
[参加者数] 約210名 (海外参加者:60名、日本側参加者:150名)
2014年3月11日(火) 14:00-15:30
東日本大震災3周年記念礼拝(一般公開)
・説教 高橋 和人氏(仙台東六番丁教会牧師) 「まことの光を求めて」
2014年3月11日(火) 16:00-17:30
記念講演 姜 尚中氏(聖学院大学全学教授、国際政治学)(一般公開)
「犠牲のシステムを超えて ―ミナマタ・ヒロシマ・フクシマ」
姜 尚中 (かん さんじゅん)
早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。旧西ドイツ、エアランゲン大学に留学の後、国際基督教大学助教授・準教授などを経て、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授。現在、聖学院大学全学教授。専攻は政治学、政治思想史。
2014年3月12日(水) 14:00-15:30
基調講演 島薗 進氏(上智大学教授・同大グリーフケア研究所所長、宗教学)(一般公開)
「原子力発電の非倫理性と宗教からの声 ―福島原発災害後の苦難の中から―」
島薗 進 (しまぞの すすむ)
東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。同博士課程単位取得退学。東京外国語大学外国語学部助教授などを経て、東京大学文学部教授、同大学大学院人文社会系研究科教授、東京大学名誉教授。現在、上智大学神学部特任教授・グリーフケア研究所所長。
東日本大震災国際会議の趣旨(日本基督教団)
東日本大震災三周年に当たる本年3月11日より4日間、わたしども日本基督教団は、東北学院大学の全面的協力の下、「原子力安全神話に抗して―福島からの問いかけ―」をテーマとする国際会議を行います。
本会議はWCC(世界教会協議会)参加120余りの国の中から、自国内に原子力発電所を有し、また今後、原発を導入しようとする国の教会代表者を集め、原子力発電所の設置と運営がもたらす諸問題を、人類史における思想・倫理問題として捉え、この度の東京電力福島第一原子力発電所事故がもたらした諸問題を、できる限り広範な体験と知識の集積と分析を通して検討し、その成果を世界に向けて発信しようとするものです。
会議では、国際政治、宗教倫理、社会科学等の分野で日本を代表する識者からの講演を聴くと共に、被災地における市民サポート活動や、アジアからの留学生を対象とした農業研修事業の現場で放射能汚染の被害を受けた方々からの報告を受け、さらに参加各国の代表者からの海外レポートが行われます。
会議を締めくくる全体会では、会議の成果を言語化し、ステートメントを発表します。このステートメントは会議全体の報告書と共に、世界に広がる教会のネットワークを通じて全世界に発信されると共に、国内では書物として発行される予定です。
当会議に先立って韓国で開催されたWCCの総会には、100ヶ国以上、4,000名を超える参加者が釜山に集い、開会式には鄭烘原(チョン・ホンウォン)首相が出席して歓迎の言葉を述べるなど、国際政治にも大きな影響力を持つものであり、世界のメディアはこの事を良く理解しており、この会議も大きく報道されました。
このWCC世界総会においても、当国際会議については大きな関心が寄せられ、その成果に大きな期待が持たれています。
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