2014年05月28日

　教養学部言語文化学科には、俳優養成ゼミがあり、下館和巳教授によるシェークスピア・ワークショップ指導が行われています。
　このゼミに今年はサプライズゲストが来訪しました。
　5月27日、この日イズミティ21で上演される『ROMEO & JULIET』の演者、インターナショナル・シアター・カンパニー・ロンドン (ITCL)のメンバー8人が、泉キャンパスの俳優養成ゼミの学生たちと交流する…という千載一遇の機会がおとずれたのです。

　12時過ぎにキャンパスに到着したITCLメンバー一行は、1号館3階の教職員食堂でランチをしながらコミュニケーション。本場英国の演劇人と直接ふれ、話し、指導を受けるというスペシャルな講義に、俳優・ステージを目指すゼミ学生たちのテンションも上がりっぱなしです。このまたとない機会に参加できたのは言語文化学科3・4年のゼミ生。食堂でランチを食べてすっかり打ち解けたITCLメンバーと学生たちは、体育館に場所を移していよいよ夢のような時間の始まりです。

　まずはじめに体を動かし、声を出すワークからスタート。この時点で大いに盛り上がる総勢40名。1時から2時30分までの90分間、ステージに立つとき観客の反応を素早く感じ取るコミュニケーション手法などの習得に役立つというワークも披露されました。大きく４つのパートで構成されたそのどれもが非常に高いレベルの練習でありながら、学生たちが心から楽しんでいる、その様子が素晴らしいと評する下館教授。
　夜の本番を前に、こんなに真剣に取り組んで大丈夫なのかと心配になるほどの熱の入りようでした。90分間フルに学生たちとコミュニケーションをとったITCLメンバーは、イズミティ21のステージでの再会を約束し、泉キャンパスを後にしました。
　なお、来訪したITCLメンバーは下記のサイトで紹介されています。
 

○インターナショナル・シアターカンパニー・ ロンドン (ITCL)第41回日本公演
http://stageplay.jp/jp/performances/201404_romeo_and_juliet/index.html