地域構想学科の学生が多賀城高校の防災ワークショップにてファシリテーターを務めました
2014年06月02日
平成28年度に災害科学科を開設する多賀城高校で、防災に関して学ぶワークショップが行われました。3年生全員が参加するこのワークショップで、本学教養学部地域構想学科の2、3、4年生25名がファシリテーターを務めました。災害を通じて何を考え、何を学んでいくか、という重大な課題に、高校生と共に取組みました。大多数が初めての経験でしたが、高校の先生からも「難しいテーマだと思ったが、自主的に取り組まれて素晴らしい成果があった」とか「さらに発展させたものもお願いしたい」など、好評をいただきました。災害学習の可能性を広げる良い機会になりました。
これは、平成25年10月に締結された本学と宮城県教育委員会との「包括連携協力に関する協定」に基づき、多賀城高校災害科学科の設置に協力するプロジェクトとして行われたものです。災害科学科の設置に関しては、本学を含む仙台圏の大学が県教委との協定を締結し、準備を進めてきましたが、高校生の参加を得て実行された最初の取組と言えます。地域構想学科では、地域課題解決に取り組んできた経験をいかし、新学科設置のプロジェクトに積極的に関わり、新しい学びの創造にチャレンジしています。
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