経営学部「ビジネス・ケース研究」最終報告会(2014年7月11日)を実施しました。
2014年07月16日
経営学部「ビジネス・ケース研究」では、企業と連携した実践的な講義運営を行っています。実際の企業を教材にして、それらの企業が抱える課題を析出したうえで、学生らが検討した経営戦略を企業経営者に対して提案することが、各学期における最終課題となります。
7月11日には、広島県の中堅飲料メーカーの宝積飲料㈱より宝積良忠社長をお招きし、前期講義の最終報告会を実施しました。発表テーマは、以下の通りです。
第1班 広島から世界へ、エナジー飲料の開発と拡販
第2班 熱中症対策飲料をめぐる産学連携と老健施設への営業展開
第3班 女性および観光客を対象にした新自販機の展開
第4班 西広島市のアルカリ天然水を活用した新ミネラルウォーターの開発
第5班 美にこだわる女性に向けたベジタブル・スープ飲料の開発と拡販
第6班 既存商品の宣伝・広告活動の問題の析出と新たな広告展開の提案
発表後には、各発表に対して宝積社長からご講評をいただいたうえで、順位発表を行いました。第1位は1班、第2位は2班、第3位は3班という結果になりました。
大学の中で、このような実践さながらの講義が行われており、また大学生からの提案の質が予想以上に高かったことに、宝積社長は大変驚きを感じられたようです。また、「大学生のうちにこうした実践的思考トレーニングを積んでおけば、将来必ず役に立つ」との講評をいただきました。