東北学院大学

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経営学部斎藤善之教授が執筆 『仙台城下への肴の道』(仙台・江戸学叢書42/発行 大崎八幡宮) 刊行

2014年07月31日

140731-1_01.jpg 平成19年から発刊され続けている『仙台・江戸学叢書』のシリーズ42号として、本学経営学部経営学科の斎藤善之教授が執筆した『仙台城下への肴の道』が刊行されました。
 内容は、三陸沿岸と松島湾で獲られた海産物(いさば)が仙台城下町へどのように運ばれ消費されたのか、その「肴の道」の歴史を原始古代から中世にさかのぼって「肴と塩の道の前史」から説き起こし、仙台城下町誕生による消費需要の飛躍的発展が肴の道の発展をもたらしたこと、近代から現代にかけては城下町から近代都市へと変貌する仙台において「肴と塩の道」がどのように変化していくかを解説しています。身近な仙台や塩竈の町の変化とともに時代ごとに変わりゆく肴の道の歴史を知るうえで基本的な文献であり、役立つ情報が満載のとても読みやすいブックレットになっています。