東北学院大学

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多賀城市との連携協力事業「21世紀のキーテクノロジーを学ぶⅡ」が開講しました

2014年08月06日

 多賀城市内の小・中学校で理科教育に従事している教員を対象にした、多賀城市と本学の連携協力事業「21世紀のキーテクノロジーを学ぶⅡ」が昨年に続き、8月5日の開講式によりスタートしました。
 はじめに、実施機関となる工学総合研究所の伊達秀文所長が「工学部の最先端の技術に触れた体験を持ち帰り、ぜひ子どもたちに理科の楽しさを伝えていただきたいと思います」とあいさつ。続いて、多賀城市教育委員会の菊池昭吾教育長は「理科離れと言われ、理科の教育を取り巻く環境がやせ細ってきていますが、今回参加した先生方から “学ぶ意欲” が子どもたちに伝わってほしいと願っています」と、この事業に込められた想いを述べました。

 引き続き行われたオリエンテーションでは、文部科学省の委託事業「社会人の学び直し教育推進プログラム」に採択されたことに始まるこの事業の背景や開催の趣旨などについて触れながら、今後の講義や実習に関して説明が行われました。
 オリエンテーション終了後は、早速、「~歴史は古いけれど、再(?)先端の技術~スターリングエンジンについて触れてみよう」と題した第一回目の講義が始まり、5名の受講者は、講師の星 朗教授(機械知能工学科)の解説に、熱心にメモをとりながら耳を傾け、午後の実習に備えていました。

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 今後、21日(木)までに8つのテーマでの講義・実習が行われた後、30日(土)には受講者各自が「講座内容を授業にどう生かすか」というテーマでプレゼンテーションを行い、1名の優秀プレゼンターが選ばれる予定です。

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