東北学院大学

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「牡鹿半島・海のくらしの風景in鮎川 ―再生・被災文化財―」開催

2014年08月11日

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140811-6_05.jpg 東北学院大学博物館では、東日本大震災によって被災した牡鹿公民館所蔵の考古・民俗資料を救出し、博物館で洗浄、脱塩、燻蒸作業などを繰り返し、保全に努めてきました。このうち民俗資料は、かつてどのように使われたかなどのデータが失われており、資料の復旧とともにデータの獲得が今後の活用のために必要です。
 東北学院大学文学部歴史学科の加藤幸治准教授が担当する民俗学実習では、過去2年間にわたり、資料を展示し、来場者のお話をうかがって使い方などを調べる、聞書きプロジェクトを実施してきました。
 震災の年から4度目の夏。今年も第3回となる『牡鹿半島・海のくらしの風景in鮎川』を開催いたします。
 今年の鮎川での展示は8月17日(日)~20日(水)に行われることになりました。牡鹿半島の地域のみなさまはもちろん、鮎川を離れた方々にも足を運んでいただき、ぜひご覧いただければと思います。

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「牡鹿半島・海のくらしの風景in鮎川 ―再生・被災文化財―」
 主 催:東北学院大学博物館
 開催日:8月17日(日) 13:00~16:00
 8月18日(月) 9:30~16:00
 8月19日(火) 9:30~16:00
 8月20日(水) 9:30~12:00
 内 容:旧牡鹿公民館所蔵(現石巻文化センター所蔵)民俗資料約70点の展示。
     来場者に文化財復旧作業と資料を見ていただき、進捗状況をお伝えする。
     来場者から、学生が民具の使い方などのデータとなる情報を聞書きする。
 ※本企画は、文化庁「被災博物館等再興事業」の一環で行われています。

 問い合わせ
 東北学院大学博物館  022-264-6920

<2014年1月 牡鹿半島のくらし展in仙台>