東北学院大学

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復興大学災害ボランティアステーション主催 『復興支援インターン』の振り返り報告会開催

2014年09月04日

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140904-2_02.jpg 東日本大震災の発生以降、宮城県内で被害を受けた被災企業のもとで全国から集まった大学生が職業体験(インターン)を行い、被災地や被災企業の現状、復興の進捗や課題の発信を通じて、風化・風評被害を防止することを目的とした復興支援インターン南三陸町クールの『振り返り報告会』が、8月31日に本学の土樋キャンパスで行われました。
 当日は、被災地の復興に尽力している小泉進次郎復興庁復興大臣政務官が出席する中、8月25日から30日まで南三陸町の水産加工企業で職業体験した敬和学園大学、西南学院大学、立命館大学、尚絅学院大学、そして本学の学生たちが、若者の人材が不足しているという問題、今後大地震の発生が想定される地域に向けて東日本大地震で得た教訓を発信していく必要性、こうした活動を次の世代に繋いでいく大切さなど、被災企業に携わったからこそ感じ・学べたことを報告しました。

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敬和学園(新潟県)
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東北学院
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西南学院(福岡県)
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立命館(京都府)
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尚絅学院・東北学院


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 報告を聞いていた小泉政務官は、各大学のグループそれぞれに対して感想を述べ、「皆さんの堂々とした報告に感銘を受けました。真の地方活性化は何なのか。今回の復興支援インターンを通じて皆さんが感じとることができたと思います。私の中で大事だと思っているのは、私たちがどんなに地方活性化を称えても、政治・行政・補助金頼みでは解決しないということ。被災した地域は自分の町の良さをしっかり自覚して、その魅力を自力で発信することが“まちおこし”につながるでしょうし、そうした頑張りを後押しするのが国の役割だと考えています。今回の体験だけでは終わらずに、これからの行動に移してもらえることを期待しています」と、復興に対する熱いメッセージを学生たちに贈りました。
 「復興支援インターン」は、9月に石巻市、女川町、気仙沼市でも実施され、参加する全国の大学生が被災地の復興につながるよう取り組んでいきます。

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