工学部機械知能工学科 梶川伸哉教授が、ICCRC 2014国際会議(シンガポール)で表彰
2014年09月16日
去る8月8日から10日まで、シンガポールで開催された『第2回 制御、ロボティクス・サイバネティクスに関する2014年国際会議』の席上において、本学の機械知能工学科教授・梶川伸哉氏が表彰されました。
梶川研究室では、人の生活を豊かにしてくれる機械システムの開発を行っており、特に、人間の特性解析に基づいたヒューマンフレンドリーなインターフェースや福祉ロボットの開発、制御法などについて研究しています。
発表された論文の内容は、人サイズのロボットハンドへの組み込みを目的とし開発した剛性を調節できるコンパクトな関節機構に関するものです。この関節機構は、指先に加わる力を関節トルクとして計測する機能も有しており、今回は、力の推定機能を利用して指先でのなぞり動作によって物体表面の違いを識別する可能性について報告したものです。
将来的には、ロボットの手によって心地よいマッサージを実現したり、ロボットの“指先”がより人間の感覚に近い、きめ細かな動作をすることで、医療・介護分野への活用の可能性を広げていくことが期待されます。
受賞名 | Best Presentation Award | |
論文タイトル |
Compact Variable Stiffness Joint with Force Sensing Ability -Application to Classify Contact Surfaces- |
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著 者 | Shinya KAJIKAWA | |
学会名 | 2nd International Conference on Control, Robotics, and Cybernetics | |
日 時 | 2014.8.8-10 | |
場 所 | シンガポール |
お問い合わせは
東北学院大学 工学部 機械知能工学科
〒985-8537 宮城県多賀城市中央1-13-1
梶川伸哉 KAJIKAWA Shinya 研究室
Tel/Fax : 022-368-7124
e-mail : kajikawa@mail.tohoku-gakuin.ac.jp