東北学院大学と東北コンクリート技術研究会の主催による、名古屋大学田邊忠顕教授特別講演会が開催される
2014年10月09日
10月7日、東北学院大学土樋キャンパスの押川記念ホールにおいて、本学と東北コンクリート技術研究会(TCT)主催による、田邊忠顕名古屋大学名誉教授の特別講演会が行われました。
この特別講演は、本学と国土交通省東北地方整備局との連携協定の一環として位置づけられており、同省の後援をいただき、名古屋大学の名誉教授 田邊忠顕先生の「プレストレスコンクリート構造物に生じる初期応用力の検討事例―垂井高架橋問題の発端と現在―」と題して特別講演が開かれました。
田邊先生は、一般社団法人社会基盤技術評価支援機構・中部の専務理事を務めておられ、これまで国土交通省が同地方において管轄するコンクリート構造物に関する多くの問題に対処してこられました。今回の講演は田邊先生が解決に当たられた事例について講演が行われる貴重な機会ということで、本学からは大塚浩司常任理事をはじめ環境建設工学科の教員3名の他、学生、またTCT会員や東北地方整備局の関係者も多く駆けつけ真剣に聞き入っていました。
1時30分から3時までの特別講演の後、三井住友建設㈱より『PC橋の急速施工技術:橋梁上下部工へのプレキャスト工法の活用』と、オリエンタル白石㈱ より『残存プレストレス推定手法、RC橋脚の曲げ補強工法:ピア-リフレ工法』の二つの講演が行われ、活発な議論の後、5時30分、定刻どおりに定例会議は終了しました。
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- 東北学院大学工学部環境建設工学科 石川雅美