2014年10月28日

　秋空の晴天に恵まれた10月25日、本学体育会準硬式野球部による少年野球教室が多賀城キャンパス笠神野球場にて行われました。2009年に準硬式野球部ＯＢ会の60周年を記念し、少年野球の育成に貢献することを目的にはじまり、今年で5年目を迎えました。
　今年の野球教室には、岡田小学校、中野栄小学校、小松島小学校の総勢50名の小学生が参加しました。「野球の基本を教えてほしい」との少年野球チームからの要望を受け、今回はキャッチボール、守備練習、バッティング、走塁練習など基礎練習を中心としたメニューとなりました。合間には、アトラクションの「生き残りノック」や「主軸飛距離競争」などが行われ、「ガンバレー！」とチームの仲間を応援する大きな声援がおこり盛り上がりを見せました。
　指導にあたった準硬式野球部の部員たちは、「はじめて小学生に教えて、とても緊張した」、「教えることのむずかしさを痛感した」、「子どもたちの必死に向かう姿、逆に元気をもらいました」と話してました。１５年目を迎える準硬式野球部の伏見善成監督は「普段、軽視しがちな基本にもどる大切さを、教えることを通して感じてほしい」と部員たちへの思いを語っていました。
　一球入魂の思いで必死に球を追う小学生のまっすぐな気持ち、緊張感をもって真剣なまなざしで教える大学生の部員たち。今年の野球教室は５年目の節目にふさわしい充実した催しでした。

関連情報
体育会準硬式野球部（東北学院大学体育会Webサイト）