東北学院大学

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2015年度はチェンバロが主役 「時代の音」第1回レクチャーコンサート開催

2015年06月04日

 音楽への招待「時代の音」の2015年度シリーズ第1回公演(全3回)が、5月23日に多賀城キャンパス礼拝堂において開催されました。
 楽器や曲の時代背景、知る人ぞ知る秘話など、演奏と解説をミックスさせたレクチャーコンサートとして、これまでたくさんの聴衆を魅了してきた時代の音。2015年度はドイツをはじめとしたヨーロッパで研鑽を積んできたチェンバリストの桒形(くわがた)亜樹子氏を講師に招き、第1回目となる「チェンバロの過去を紐解く~その起源と発展~」が幕を開けました。
 コンサートの開演前に今井奈緒子教養学部教授は「実は桒形さんと私は学生時代からの親友で、早くから外国へ留学していた桒形さんに“あなたも早く留学しなさい”などとエールを受けていました。演奏家であり、理論家でもある桒形さんをこの場に招くことができて嬉しく思います」とあいさつしました。
 いよいよはじまったコンサートでは、演奏に先立ち、チェンバロの仕組みについて解説がありました。16世紀から18世紀までの選りすぐった曲目を、今回礼拝堂に持ち込んだチェンバロ2台(イタリアン、フレミッシュ)とクラヴィコードの演奏を披露してくれました。約2時間におよんだレクチャーコンサートは、大きな拍手に包まれながら閉幕の時間を迎えました。終了後はステージに置かれたチェンバロやクラヴィコードの披露も行われ、聴衆の皆さんは興味深げに見入っていました。
 「全3回のコンサートですが、毎回異なるタイプのチェンバロを使って、たっぷりと魅力をお伝えしたい」と述べていた桒形氏。その第2回目となるレクチャーコンサートは、11月15日(日)に泉キャンパス礼拝堂にて開催します。詳しくは本学ホームページにてお知らせします。

時代の音ホームページはこちら

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