東北学院大学

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「平成27年度東北学院大学後援会総会及び大学開放プログラム」開催

2015年05月29日

 「平成27年度東北学院大学後援会総会及び大学開放プログラム」が、5月23日に泉キャンパスにて開催されました。当日は朝から晴れ渡り、初夏とは思えない暑さとなりました。受付開始時間の9時から、図書館や就職キャリア支援資料室などの各施設を保護者の方々が自由に見学できる施設開放が実施されたほか、訪れた保護者は国際交流係りの窓口を尋ねるなど、お目当てのスペースを下見していました。礼拝堂では今井奈緒子教養学部教授によるパイプオルガンコンサートに続き、授業のある学生たちも加わり大学礼拝が行われました。
 定刻の10時55分より始まった後援会総会では、冒頭に議長を務めた鎌田宏後援会長が「多数の皆様にご出席いただき、誠にありがとうございました。本日は、去る4月24日に開催しました後援会役員会によって審議した内容についてご承認いただくものでございます。何卒よろしくお願い申し上げます」とあいさつしました。
 続いて松本宣郎学長からは大学の近況についての報告が行われ、「保護者の皆様には奨学金や課外活動のためのご支援を賜り、感謝申し上げます。付け加えて、4年が経ちましたが、東日本大震災以後、被災した学生のため、後援会よりいただいた多大なご支援にも深く感謝申し上げます」と述べ、5月15日に創立129周年の式典を執り行ったことも報告されました。続いて「東北学院大学は6つの学部、15の学科、7つの大学院研究を有する東北を代表する私立大学として発展を続けられてきたことも、皆様からのご支援のお陰でございます。しかし、ご承知のとおり、少子化問題をはじめ、大学を取り巻く環境には厳しいものがあります。大学としては質的向上を着実に、そして迅速に進めていきたいと思っておりますし、これからも“地の塩世の光”として社会において貢献し、世界平和のために尽くせる人材を育てていく所存です。後援会の皆様におかれましては、今後も東北学院大学のためにご援助とご理解を賜りたいと願っています」とあいさつしました。
 その後、審議事項も滞りなく進行し、決算、予算案ともに承認され無事に閉会となりました。後援会総会を終えた保護者の方々は、「大学開放プログラム」の一環として学生食堂で昼食をとったり、(株)文化放送キャリアパートナーズ取締役の岡田航三氏による「学生の就職を考えるセミナー」を聴講、また教職員が学科の特色や卒業後の進路などについて説明を行った学科別懇談会に足を運ぶ姿が見られました。
 15時からは戦場カメラマン・ジャーナリストの渡部陽一氏を講師に招き、『~ファインダー越しに見た命の現場~戦場からのメッセージをあなたに』と題した教養セミナーが開催されました。大学生時代に訪れたアフリカで戦争や紛争によって傷ついた子どもたちがたくさんいるという実情を世界に発信するために戦場カメラマンになったこと。さらに、石油というエネルギー資源をめぐって中東で戦争が起きているなど、独特のやわらかい口調と大きなボディーアクションで戦場の実情をわかりやすく語ってくれました。講演の終幕は万雷の拍手で無事に終えることができました。
 真夏のような厳しい暑さの中、プログラムの最後までたくさんの保護者の方々にご参加いただけたことに深く感謝申し上げます。

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