東北学院大学

新着情報

今年度1回目の「教職インターンシップ」

2015年07月30日

 「教職インターンシップ」は、高等学校の教育活動を直接観察し体験することを通して、教員としての姿勢や知識を育てることをねらいとしたプログラムです。この教職インターンシップは、仙台市立仙台大志高等学校および仙台市立仙台高等学校と、本学教職課程センターとの連携協力にもとづいて、昨年度より実施されています。その平成27年度第1回目のプログラムが、さる7月9日(木)13時より仙台大志高等学校にて行われ、文学部英文学科の3年次学生5名が貴重な経験を積んできました。
 今回のインターンシップは、学校概要や教員の仕事についてのガイダンス、授業参観(英語)および終了後の授業担当者ほか先生方との懇談、校長先生からの講話、給食試食体験など、全体で5時間以上に及ぶ盛りだくさんの内容でした。学生たちはそれぞれに教職への「志」を確認しながら、すべてのプログラムに熱心に取り組んでいました。
 ただその中でも、現在3年次の学生たちがもっとも強い刺激を受けたのは、やはり授業参観(45分×2コマ)だったはずです。担当の大内先生による英語の授業は、ベテランの先生らしいさまざまな配慮と工夫にあふれたものでした。本学の学生たちも、クラスの生徒さんたちの個性をしっかりと引き受けながらていねいに進められたその授業から、教職の意味と意義の一端をつかんでくれたものと思います。

150730-2_01.jpg 150730-2_02.jpg

 金澤校長先生はじめ大志高校のたくさんの先生方にご指導をいただきながら無事終了した今回のインターンシップですが、これを通して学生たちは教員の仕事の多様な側面、そのおもしろさややりがいを直接に肌で感じ取ることができたにちがいありません。ご協力くださった大志高校の先生方には、あらためて感謝申しあげます。
 なお、当日は「河北新報」の記者さんが今回の教職インターンシップを取材しにきていました。その記事は、7月18日付夕刊に掲載されました。大きな写真に写ったり、インタビューの内容が文字に起こされたりと、学生たちにとってはこれもまた貴重な経験となったのではないでしょうか。


>> 教職課程センターはこちら