東北学院大学

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文化財レスキュー企画展「金華山と鮎川浜の歩んだ近代」 12日まで開催

2015年08月11日

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 8月9日から、牡鹿公民館(牡鹿保健福祉センター「清優館」)と おしかのれん街前テント(石巻市鮎川)で、『金華山と鮎川浜の歩んだ近代』と題した企画展が開催されています(明日8月12日まで)。
 文化財レスキューが回収・修復した牡鹿半島・鮎川浜に伝わる漁具、聖地・金華山への信仰や生活のかかわりを示す民具、そして地元の人々から提供いただいた古い写真・モノクロの映像などを展示しています。
 鮎川浜をはじめ牡鹿半島の浦々では、金華山に豊漁や家内安全の願いをかけて祈ってきました。また、鮎川浜からは金華山への渡船が営まれ、金華山観光の玄関口としてにぎわってきました。東北学院大学歴史学科の学生たちが取り組む「聞書き」は、こうしたかつてのくらしを思い出しながら語ってくれる、またとない機会であり、夏休みやお盆で帰省する人たちが増えるこの時期ならではの企画展です。

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 9日の午前中、文化財レスキューの一行がおしかのれん街前に着いたときは雨が降っていたため、先に牡鹿公民館(清優館)の展示設営を先に行い、雨があがってからおしかのれん街のテント設営に取り掛かりました。お昼過ぎには太陽が顔を出し気温が一気に上昇する中、企画展がスタート。一方の牡鹿公民館では、写真や民具の展示を見に来場者も訪れました。午後2時からは牡鹿公民館の隣にある老人ホームでの聞書きが行われました。
 この展示会は明日、12日午後2時まで開催されています。夏休み、ぜひ足を運んでみてください。

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