東北学院大学

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機械知能工学科の松浦寛教授、中小企業庁の「平成27年度戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択されました

2015年08月18日

 本学機械知能工学科の松浦寛教授と株式会社タイセーとの共同研究プロジェクトが、中小企業庁の平成27年度戦略的基盤技術高度化支援事業に採択されました。戦略的基盤技術高度化支援事業とは、「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」に基づく支援策の一環として、同法により「研究開発等計画」の認定を受けた中小企業者が産学官等の連携の下、ものづくり基盤技術の高度化に資する研究開発、試作品開発等及び販路開拓への取組を促進することを目的として行うものです。

  研究テーマ :  高出力ファイバレーザによる深層シーム溶接技術及び高耐圧圧力センサの開発
  概   要




 





 
地球温暖化対策として燃料電池が普及していくが、エネルギー源となる水素は、高圧状態で保管・供給するため各所で圧力値情報が必要になる。
そのため高圧(160MPa以上)用途の金属薄膜圧力センサの実現を目指し、その一環として従来感度の3倍になる歪ゲージ薄膜と製造条件を確立した。
本研究では先進的なファイバレーザ照射システムを開発して、この薄膜を着けるダイヤフラムと継手材との異種金属溶接技術を高度化する。
  研 究 機 関 株式会社タイセー・東北学院大学(事業管理会社:インテリジェント・コスモス研究機構)
  研 究 期 間 2015年度後期から2017年度で総額1億3,500万円


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