東北学院大学

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第53回菊田杯争奪卓球大会 泉キャンパスで盛大に開催

2015年09月28日

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 シルバーウィークの前半、9月19日(土)・20日(日)の両日、泉キャンパスにおいて毎年恒例の「第53回 菊田杯争奪卓球大会」が開催されました。
 初日の19日は中学生以下の男女シングルが決勝戦まで行われました。台風の影響で明け方まで雨が降っていましたが、会場となった泉キャンパス体育館には、県内の中学生が大勢参加し開会宣言で試合がスタートしました。

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 この菊田杯争奪卓球大会とは、東北学院大学の卓球部創設時に尽力した菊田善三先生の功績を称えて開催されたもので、今回実に53回目を迎えた歴史ある大会です。仙台の街が戦災で焼け野原となっていた昭和21年、学徒動員で卓球を楽しんだ学生たちが集まり卓球部を創設することになりましたが、十分な設備も場所もない状況でした。その当時から学院大学が何らかのかたちで東北の卓球界に貢献できるようになった今日まで、一貫して励ましとなぐさめを与えてくれたのが初代卓球部長だった菊田善三先生でした。
 華やかな選手生活や功績を残したわけではありませんが、陰の力として努力を惜しまなかった人々がいたからこそ、今の卓球界の地位があるということに思いを馳せ、昭和38(1963)年第1回大会開催以来、「菊田杯争奪卓球大会」は本学で開催され続け、多くの参加者を集めています。

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 初日19日の中学生以下の大会には延べ570名が参加。翌日の20日は、一般の部男女ダブルスと男女シングルスがトーナメント形式で行われ、高校から大学、一般まで280名ほどが参加しました。
 来年は創立130周年の年の開催となります。来年の9月、菊田杯がその歴史の中にとどめられていることを改めて思い出し、本学関係者の皆さんにも応援に訪れてほしいものです。