東北学院大学

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多賀城高校の防災ワークショップにて、教養学部の学生が高校生をサポート

2015年10月13日

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 平成16年の新潟県中越地震、平成19年の新潟県中越沖地震でともに大きな被害を受けた新潟県見附市の県立見附高等学校の2年生155名が、10月2日、来春東北初の災害科学科が新設される宮城県多賀城高等学校を訪れ、「災害から得られたこと」「それを未来にどう受け継いでいくか」をテーマとしたワークショップに参加しました。この取り組みに、本学教養学部の学生8名と地域構想学科の和田正春教授が、ファシリテーターを務めた多賀城高校の生徒たちへの事前指導、また当日の進行サポート役として協力しました。

<多賀城高生への事前指導の様子>
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 ワークショップが始まると、見附高校の生徒たちは数人ずつの班に分かれ、事前講習を受けた多賀城高校の生徒たちが各班にファシリテーターとして入り、メンバーの意見を引き出してまとめる進行役を担いました。見附高校の生徒たちは、同世代の高校生の取り組みを学びながら、自分たちの住む地域と宮城県の災害や防災について考え、班ごとに意見をまとめ、発表しました。
 本学の学生たちも、ファシリテーションの講師役を務めたり、状況に応じたアドバイスをしたり、サポートする立場を経験することで、自分たちが身につけた技術や学びを、より深い修得につなげることができました。

<ワークショップ当日の様子>
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 この活動は、文部科学省 平成26年度「地(知)の拠点整備事業」に採択された、本学の『地域共生教育による持続的な「ひと」づくり「まち」づくり事業』の一環として行われたものです。

>>「地(知)の拠点整備事業」についてはこちら(本学地域共生推進機構サイト)

>> 関連情報|地域構想学科 和田正春教授と学生が多賀城高校にて防災ワークショップを開催(2015年6月2日)