秋晴れのもと盛大に開催された「六軒丁祭」と「工学部祭」
2015年10月21日
一週前に盛り上がりをみせた泉キャンパスでの大学祭に続いて、土樋キャンパスでは「六軒丁祭」が10月16日から18日に、そして多賀城キャンパスでは「工学部祭」が17日と18日に開催されました。
文学部、経済学部、経営学部、法学部の4学部が集う土樋キャンパスの六軒丁祭では、毎年恒例の仮装パレードを実施。応援旗を掲げる応援団と行進曲を演奏するS.W.E.(シンフォニック・ウィンド・アンサンブル)、そしてユニークな仮装をまとった多くの学生たちが、市内中心部のアーケード街からキャンパスまでを練り歩き、大学祭の開催を街ゆく人たちに大いにアピールしました。
友人、現役高校生、地域住民といった多くの方々が足を運んだキャンパス内では、プロのミュージシャンやお笑い芸人を招いたライブなどの多彩なステージパフォーマンスに加えて、各教室ではゼミやサークルなどの活動成果を披露しました。さらには、キャンパス内の3箇所に設けられた出店エリアでは、威勢の良い呼び込みや美味しい匂いに誘われた人たちで賑わいました。
また、8号館の押川記念ホールでは11時から「進学相談会」が開催され、次年度の入学を検討する現役高校生や保護者が多数集まりました。その後は順番待ちができるほど盛況となった学部相談や入試相談などの個別コーナーに参加したり、六軒丁祭を楽しんだり、大学の魅力を十分に感じ取っていただけました。
一方、工学部祭のテーマは『GO』。今年で50回となる記念の学祭となりました。前日夜の花火で工学部祭をアピールした甲斐があってか、快晴に多くの市民が足を運んでくれました。10時の開門前から並ぶ人もおり、開門と同時に2号館西側に開設された恒例のバザー会場には早速人だかりが。「これいくら?」「200円で」「え?」「高いですか? じゃ100円です」そんなユーモラスなやり取りがあちこちで聞かれました。南側駐車場のメインステージを囲むように配置された露店は全16店。たこ焼き、焼きそば、フライドポテトにフランクフルトなどがずらりと並んでいますが、11時を過ぎると隣接する多賀城文化センターでの行事を終えた多賀城高校の生徒約400名がそのまま工学部祭に来場してくれました。メインステージ周辺の各露店には長蛇の列ができ、今年で50回目の工学部祭ですが、これだけの客があふれている光景は見たことがないと話す教員もいました。
研究棟では、各サークルの展示や学科ごとの研究室開放などで、子どもたちがスライムづくりを体験したり、ロボットに興味深そうに見入っていました。
両キャンパスとも開催中、爽やかな秋晴れに恵まれた「2015年大学祭」。今年も学生たちの日頃の成果を遺憾なく披露し、地域住民の皆さまをはじめとした方々との交流が大いに深まった大学祭でした。